著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

天井桟敷【てんじょうさじき】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
天井桟敷

【読み方】
てんじょうさじき

【意味】
劇場で後方最上階に設けた値段の安い席。舞台からいちばん遠い席なので演技が見えづらいうえにせりふも聞きとりにくい。

【語源・由来】
「桟敷」は見物席のこと。

【典拠・出典】

天井桟敷(てんじょうさじき)の使い方

ともこ
健太くん。今日の演劇のチケットはとることができたの?
健太
うん。天井桟敷しか取れなかったんだけど良かったかな?
ともこ
見ることができるなら、それで十分よ。ありがとう。
健太
よかったー。今日は本当に楽しみだよね。

天井桟敷(てんじょうさじき)の例文

  1. その日は天井桟敷だったので、セリフをよく聞きとることができなかったので、後日もう一度見に行きました。
  2. 天井桟敷しか取れなかったから、オペラグラスを持って行こうと思います。
  3. 大迫力の演技だったので、天井桟敷でも楽しむことができました。
  4. 学生の頃はお金がなかったので、一番安い天井桟敷ばかりとっていましたが、今では一番いい席に座るまでになりました。
  5. 天井桟敷には常連客が多く、演劇を見る楽しみと合わせて、彼らと演劇を語る時間が楽しかったんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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