【四字熟語】
天之暦数
【読み方】
てんのれきすう
【意味】
天のまわりあわせ。天のめぐりの運命。特に、天命をうけて帝位につく運命をいう。
【語源・由来】
もと尭帝が、舜帝に帝位を禅譲するときに語った語。「暦」は清朝の文献では皇帝の諱を避けて「歴」となっていることが多いため、時に「歴数」となることもある。
【典拠・出典】
『論語』「尭曰」
天之暦数(てんのれきすう)の使い方
未来の天皇は女性か男性かってもめているけれども、天之暦数に任せるべきだと思うんだけどね。
そうね。せっかく元気な女の子なんだから、女帝でもいいわよね。
女子しか生まれなかったって考えている人もいるようだけれども、それも天のまわりあわせなんじゃないかな?
天の意思に寄り添った結果になるといいわよね。
天之暦数(てんのれきすう)の例文
- 健太くんが王になるのは天之暦数、運命だったんだよ。
- 天之暦数に従って、実子ではなく、優秀なともこちゃんに王座を譲ることにしました。
- 織田信長が本能寺で道半ばで敗れ、豊臣秀吉が天下を統一したのも天之暦数、どうにもできない運命だったのでしょう。
- 兄である私ではなく弟が継ぐことになったのは天之暦数なんだ。
- 天之暦数に従って後継者を決めたい。