【四字熟語】
天保九如
【読み方】
てんぽうきゅうじょ
【意味】
人の長寿を祈る語。
【語源・由来】
「天保」は『詩経』の小雅の篇名。この詩は、天子の長寿と幸せを祈るもので、詩中の句の中に「如」の字が九個あることからいう。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・天保」
【類義語】
・千秋万歳(せんしゅうばんざい)
天保九如(てんぽうきゅうじょ)の使い方
おじいちゃんが足を骨折して弱気になっているんだ。
もっと元気で長生きしてほしいわよね。
そうなんだ。だから天保九如の言葉を送ろうと思うんだ。
きっとおじいちゃんに健太くんの気持ちが伝わって、前よりも元気になると思うわ。
天保九如(てんぽうきゅうじょ)の例文
- 天保九如の語を絵にして、おじいちゃんに贈りました。
- かわいい孫に天保九如と祈ってもらったので、私はあと20年は長生きしようと思います。
- 長く生きると煙たがられることもあるけれども、天保九如と私の長生きを祈ってくれる人がいるなんて幸せです。
- 天保九如は画題として好まれ、現存する絵がたくさんあります。
- 近くの小学校の子供たちが、老人ホームを慰問して天保九如と祈ってくれました。