一望無垠の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一望無垠
【読み方】
いちぼうむぎん
【意味】
一目でかなたまでひろびろと見渡されること。見晴らしの良いたとえ。広々と見晴らしの良い景色。
大きな草原や砂漠みたいに、どこまでも続いてる景色のことを言うんやな。
ほんまに、目の前がパーンと開けてて、すごい感じやろうな。
これは、「とても広くて終わりが見えないほどの大きな景色」を示してるんやで。
【語源・由来】
「一望」は一目で見渡すこと、「無垠」は果てしないこと、「垠」は地の果てという意味。
「一望(いちぼう)垠(はて)無(なし)」と訓読します。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一望千頃(いちぼうせんけい)
・一望千里(いちぼうせんり)
・天涯一望(てんがいいちぼう)
・天涯万里(てんがいばんり)
・眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)
・沃野万里(よくやばんり)
・一碧万頃(いっぺきばんけい)
【英語訳】
unlimited expanse
stretch as far as the eye can see
一望無垠(いちぼうむぎん)の解説
「一望無垠」っていう言葉は、遠くまでずーっと広がっている景色や場所を表すんだよ。例えば、山の頂上から見下ろしたときのような、どこまでも広がる大自然の景色のことを言うよ。それが「一望無垠」という表現なんだ。
この中の「無垠」というのは、まるで終わりがないかのような、広大な様子を表す言葉だよ。「垠」っていうのは、地平線のように遠くて見える限りの終わりのことを指すんだ。だから、「一望垠て無し」と読むと、ひと目で広がって見える限りの景色に終わりがないって感じになるんだよ。
簡単に言うと、「一望無垠」は、立っている場所から見渡せるすごく広い景色や場所のことを指す言葉だね。それを使って「この場所からの景色は一望無垠だ」と言ったら、その場所から見える景色がとっても広くて美しいって意味になるよ。
一望無垠(いちぼうむぎん)の使い方
とれも疲れたけどね!
山登りはそんなに楽しいのかな。
それまでの疲れが吹き飛んじゃうよ!
一望無垠(いちぼうむぎん)の例文
- 一望無垠の峠に差し掛かり、山登りの疲れが吹き飛ぶことができた
- 海辺のその旅館からは地平線が見渡されることができ、それは一望無垠の展望だった
- 登山家がまた山に登りたいとそう思うことの一つが、頂上に登った際の一望無垠の風景だろう
- 昨年購入した海辺の別荘は丘の上に立っていて、一望無垠の景色が楽しめる
- 秋の行楽で三国峠で走っていたが、空腹で立ち寄ったドライブインで思わず一望無垠の展望に息をのんだ
美しい大自然や無限の景色を表現するのに使われることが多いんだ。