【三字熟語】
虫時雨
【読み方】
むししぐれ
【意味】
多くの虫が鳴き立てるのを時雨の音にたとえていう語。
【語源・由来】
「時雨」は、「過ぐる」から出た語で、通り雨の意。多くの虫がいっせいに鳴く様を時雨にたとえた。
【類義語】
蝉時雨(夏)
虫時雨(むししぐれ)の使い方
虫時雨っていつの季語か知っている?
秋でしょ?
よくわかったねー。
秋しかないじゃないの。さては、馬鹿にしているわね。
虫時雨(むししぐれ)の例文
- 夜の散歩中、虫時雨を聞きながら、深まりゆく秋を感じた。
- 秋の闇夜に浸み込むかのような虫時雨を聞いていると、アンニュイな気分になってくる。
- 健太くんが草むらに踏み込んだ瞬間、ぴたっと虫時雨が止んだ。
- ともこちゃんは、ふと聞こえてきた虫時雨に秋の訪れを感じた。
- 健太くんは、虫時雨を聞くと、無性に俳句を詠みたくなってくる。