著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

虫時雨【むししぐれ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
虫時雨

【読み方】
むししぐれ

【意味】
多くの虫が鳴き立てるのを時雨の音にたとえていう語。

【語源・由来】
「時雨」は、「過ぐる」から出た語で、通り雨の意。多くの虫がいっせいに鳴く様を時雨にたとえた。

【類義語】
蝉時雨(夏)


虫時雨(むししぐれ)の使い方

健太
虫時雨っていつの季語か知っている?

ともこ
秋でしょ?

健太
よくわかったねー。

ともこ
秋しかないじゃないの。さては、馬鹿にしているわね。

虫時雨(むししぐれ)の例文

  1. 夜の散歩中、虫時雨を聞きながら、深まりゆく秋を感じた。
  2. 秋の闇夜に浸み込むかのような虫時雨を聞いていると、アンニュイな気分になってくる。
  3. 健太くんが草むらに踏み込んだ瞬間、ぴたっと虫時雨が止んだ。
  4. ともこちゃんは、ふと聞こえてきた虫時雨に秋の訪れを感じた。
  5. 健太くんは、虫時雨を聞くと、無性に俳句を詠みたくなってくる。
スポンサーリンク
スポンサーリンク