無慈悲【むじひ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
無慈悲

【読み方】
むじひ

【意味】
あわれみの心がないこと。

【語源由来】
仏教用語の「慈悲」が語源で、これは仏や菩薩が衆生をあわれみ、苦を取り除き、楽を与えようとする心、いつくしみ、あわれむ心という意味です。思いやるという意味合いで一般的に用いられるようになり、否定を意味する「無」を合わせて思いやりの無いようすを「無慈悲」と表しました。

【類義語】
冷酷・非情


無慈悲(むじひ)の使い方

健太
ぼくのデータが…ぼくのデータが…。
ともこ
ちょっとちょっと健太くん‼なにブツブツ言って歩いてるの?怖いわよ‼どうかしたの?
健太
ともこちゃん…。お母さんがぼくのゲームデータを…何年もの月日を費やしたゲームデータを消してしまったんだよ‼ああ、神は無慈悲だ‼ぼくはもう生きていけない‼
ともこ
ちょと…大げさねぇ。おばさんもわざとじゃないでしょうに、許してあげなさいよ。きっとバックアップもとれてるだろうから大丈夫よ‼

無慈悲(むじひ)の例文

  1. 無慈悲な扱いだと思われるかもしれないがこれがゲーム対戦の世界だ。
  2. いきなり打ち切りなんてこんな無慈悲な編集者と二度と仕事はしたくない‼
  3. 女優の若作りが痛々しいと言う夫にも無慈悲な時間は流れていると言ってやりたい。
  4. 無慈悲で残酷な人間の家庭環境はどのようなものだったのか。
  5. 無慈悲な判決に膝から崩れ落ちる。
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