無分別【むふんべつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
無分別

【読み方】
むふんべつ

【意味】
1 分別がないこと。思慮がなく軽率なこと。また、そのさま。
2 仏語。物事を区別して考えないこと。また、妄想を離れていること。

【語源・由来】
「分別」は、道理をわきまえていること。常識に従って物事の是非を判断すること。また、その能力。それが無いということから、思慮が無いという意味になった。

【類義語】
軽忽、軽率、不所存、軽々しい、軽はずみ、無思慮、不心得、不謹慎、軽軽しい、軽骨


無分別(むふんべつ)の使い方

健太
よくおじいちゃんに無分別だって怒られるんだよね。
ともこ
年を重ねた人たちから見ると、これだから経験の浅い若者はって思うんでしょうね。
健太
おじいちゃんのように経験値が高い人からすれば、全員無分別だよね。
ともこ
健太くんも年をとったら、同じように、若者に対して、お前は無分別だって怒っているかもしれないわね。

無分別(むふんべつ)の例文

  1. 健太くんは、無分別だったせいで失敗したんだ。
  2. 健太くんの無分別のために、ともこちゃんは飛んだ目にあった。
  3. 分別のある人からすれば、健太くんの行動は無分別に見えるかもしれないが、実は計算を含んでいる。
  4. こんな時間に思い付きで電話をしてくるとは、無分別な子だ。
  5. 無分別な投稿をした健太くんは、みごと炎上した。
スポンサーリンク
スポンサーリンク