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懸念点【けねんてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
懸念点

【読み方】
けねんてん

【意味】
どうなるかと、不安に思う事柄。

【語源由来】
1700年代の曾根崎心中(現代的浄瑠璃)の中で「心配する」という意味合いで「懸念」と用いられていたことから、この年代には一般的な言葉であったようです。懸念の「懸」に「命を懸ける・気にかかる・引っかかる」、「念」には「心の中にある思い」という意味があり、「心の中にあるものが引っかかる」から「心配する」という意味となり、指し示す箇所を意味する「点」を合わせて表しました。

【類義語】
問題点・懸案・危惧


懸念点(けねんてん)の使い方

ともこ
今度の町内会の催し物大会。我が町の児童会が一等賞を取るべく下準備に怠りはないわね。

健太
はい!ともこ会長!婦人会の協力もあり万全であります‼

ともこ
出し物については毎年評判が良いので問題なし!ただ一つの懸念点は…

健太
はい!ぼくの本番に弱い性格です!当日は気を引き締めて案山子役に専念したいと思います。

懸念点(けねんてん)の例文

  1. 多くの懸念点がありながらも時間がないため通した企画が当たって驚いている。
  2. 取引先に懸念点を練り直したアイデアが気に入ってもらえるかどうか不安だ。
  3. 今回の懸念点は人的要因にあるがいまさら担当替えはリスクが高くどうしたものかと頭を悩ませている。
  4. 懸念点として申告したにもかかわらず何の対策もしなかったから起きた事故であると憤慨している。
  5. 彼との結婚についての懸念点はギャンブル癖ただ一つだがそれが重大だと反対されている。
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