下足番【げそくばん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
下足番

【読み方】
げそくばん

【意味】
人が脱いだ履き物を預かり番をする人。

【語源由来】
芝居寄席や料亭など日本家屋の座敷に上がる際、大勢の人が履き物を脱いで上がるため必要とされた昔の職業のひとつ。

【類義語】
看守・ガードマン・守衛


下足番(げそくばん)の使い方

健太
あーあー、ぼくも大人になったら靴の管理するだけの仕事で食べていきたいなぁ。
ともこ
もしかして下足番のことを言ってる?しかもなあに?軽視した言い方をして!豊臣秀吉の逸話を知らないの?
健太
えっ‼天下を取った人が下足番をしていたの⁉
ともこ
自分で自分の仕事を軽視しないことに出世の糸口があるのよ‼

下足番(げそくばん)の例文

  1. 下足番にはきものを頼んで一番乗りで高座前を陣取る。
  2. 今度来た下足番は雑用もしてくれるが相手が横柄な態度だったら無視をするらしい。
  3. 寄席に行く楽しみは高座だけでなく元気な下足番の声を聞くことも楽しみの一つだ。
  4. 下足番は三流仕事だと思うだろうが知恵を働かせ丁寧にこなせばそれは一流の仕事となるのだ。
  5. 小さな女の子が下足番の手伝いをしていて愛らしかった。
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