可哀想【かわいそう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
可哀想

【読み方】
かわいそう

【意味】
気の毒に思って、何かしてやりたくなる(ようす/気持ち)。あわれだ。「捨てられて―な子犬・あの子には―な(気の毒な)ことをした」

【語源由来】
古語の「かはゆし」から派生した「かわいい」が語源で、「かはゆし」は「かほはゆし(顔映ゆし)」が転じたものです。これは「顔を向けていられない」ようすを表したもので「気の毒だ・不憫だ」という意味合いです。しかし、中世終わりごろから「愛らしい」という意味に転じたため、接尾辞「そう」を語尾につけ「かわいそう」となり「気の毒・不憫」の意味合いになりました。字体は当て字であるようです。

【類義語】
憐れ・無惨・気の毒


可哀想(かわいそう)の使い方

ともこ
まあ!かわいい!健太くん、どうしたの?この仔犬。
健太
迷子みたいなんだけど、ぼく飼い主さんに覚えがあるから送り届けてあげようかと思ってるんだ。
ともこ
まあ、そうなのね!可哀想に。早く飼い主さんに会わせて安心させてあげて!
健太
うん。…そこでともこちゃんにお願いなんだけど、ぼくが迷子にならないようについてきてくれないかな?

可哀想(かわいそう)の例文

  1. いつも卑怯な手を使わないと勝てない彼はなんて可哀想な人なんだろう。
  2. 企画部の同僚は何度もチャンスを上司に挫かれて可哀想だと思った。
  3. 3年ぶりのライブのチケットに全部落選した私は世界一可哀想な人です。
  4. 彼はいつも一人でお昼ご飯を食べているので可哀想に思ったが食べながら話せないという理由が判明したので大丈夫です。
  5. 夫にこのまま反論しないでいたらお金に人生を売った可哀想な女になってしまう。
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