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月旦評【げったんひょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
月旦評

【読み方】
げったんひょう

【意味】
人物についての批評。

【語源由来】
許劭の「後漢書」に従兄らと共に郷里にいる人を批評する習慣があるという記載があり、それがひと月に一度だったため「月旦評」と呼んでいたという。この人物評論の故事が転じて、品定めや、人物評を「月旦評」と言い表すようになりました。

【類義語】
人物批評・品定め・品評


月旦評(げったんひょう)の使い方

健太
ねぇ、ともこちゃん。月旦評なんて誰が始めたんだろうね。僕は人の評価よりも自分を磨くことに時間をかけたいよ。

ともこ
本当だね。でもこの月旦評は古代の中国では大切な政略の一つだったようよ。広大な土地でどこにどんな人がいるか分からない時代だったから人物品評会を開くことで名前を売ったらしいよ。

健太
ふーん。でも誰がどこにいるか分からないのに?しかも、その知らない誰かに評価されて名前が売れるものなの?

ともこ
偉い人の名は自然と広がっていくのかしらね。その人も月旦評にかけられてたのかもね。

月旦評(げったんひょう)の例文

  1. あの上司は本当に月旦評なんていうノートをつけているんだそうで近づきたくない。
  2. 月旦評なんかする前にまず自分を省みて正しなさいと母にはよく怒られた。
  3. 百歩譲って月旦評が必要としても公開して行うなんて何だか陰険な気もする。
  4. 恩師からの月旦評により自分の長所や短所が客観的に見られるので自己啓発には良い。
  5. 「現代においては月旦評とはSNSを指す」と兄は語った。
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