下馬評【げばひょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
下馬評

【読み方】
げばひょう

【意味】
そのことに関係のない人たちのあいだでの評判やうわさ。「―では巨人(キョジン)が有利と言われていた」

【語源由来】
城や社寺の門前で馬から下りる場所を「下馬先」といい、下馬先で主人を待つお供の者らが噂や批評をしていたことから、「下馬評」と言われ、次第にそのことばが広まっていった。

【類義語】
評判・うわさ・取り沙汰・呼び声・よもやま話


下馬評(げばひょう)の使い方

ともこ
健太くんは下馬評なんて気にする方?
健太
そうだね。大事な試合のときは気になるよ。今回はあの教室は駄目だね。なんて言われたら足がすくむよ。
ともこ
でもさ、下馬評って当事者とは関係のない人たちの勝手な評価よ。それを気にするのって馬鹿らしくならない?
健太
多数の意見で流れが変わることもあるんだ。そんなことにメンタルがやられないように精神的にも鍛えなきゃいけないよね。

下馬評(げばひょう)の例文

  1. 下馬評が気になって試合に集中できない。
  2. 上司の進退についての下馬評が飛び交っていて部下の自分の進退も気になった。
  3. あの議員は下馬評を覆して当選したのになんて体たらくな働きなんだ。
  4. 「試合にはドラマがあるので下馬評はあてにならん」と父は言った。
  5. 今後を左右する一戦だが下馬評ではこちらが不利と言われている。
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