【三字熟語】
先覚者
【読み方】
せんかくしゃ
【意味】
ほかの人より早く物事の道理や時代の変化を見抜き、その重要性を理解して行動した人。新しい考え方や活動を先駆けて進めた人を指し、「社会改革の先覚者」「教育の先覚者」のように使います。単に年長者や、先に生まれた人という意味ではありません。

「先覚者」は、時代の変化や物事の大切さに人より先に気づき、行動した人のことだよ。新しい道を開いた人を指すんだ。

まだ多くの人が気づいていない問題に取り組んだ人が、先覚者と呼ばれるんだニャ。
【語源・由来】
「先」はほかよりも早いこと、「覚」は物事の道理や変化に気づくこと、「者」はその人を表します。中国の『論語』「憲問篇」に「先覚」の表現があり、『孟子』「万章篇」には、先に道理を悟った人が後から悟る人を導くという言葉があります。こうした「先に気づき、理解する」という意味から、時代の変化や物事の重要性を先んじて見抜き、行動する人を「先覚者」と呼びます。仏教の「覚者」だけに由来する言葉ではありません。
【類義語】
先駆者、草分け、先達(近い表現)。「先輩」は先に経験を積んだ人を広く指し、時代に先んじて新たな道を開いた「先覚者」とは意味が異なります。
先覚者(せんかくしゃ)の使い方

ともこちゃん、昔は女の人が選挙で投票できなかった時代があるんだね。

そうよ。その時代に、女性にも参政権が必要だと訴えた人たちがいたの。

今より前に大切さを見抜いて行動した、先覚者たちなんだね。

そうね。だれもが同じ考えだったわけではない時代に、声を上げたのね。
先覚者(せんかくしゃ)の例文
- その教育者は、地域の学校づくりを進めた先覚者として知られる。
- 社会改革の先覚者たちは、新しい制度の必要性を訴えた。
- その研究者は、環境保護の重要性を早くから説いた先覚者と評された。
- 歴史の授業で、女性の参政権を求めた先覚者について学んだ。
- 時代の変化を見抜いた先覚者の活動は、後の人々に影響を与えた。










