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先覚者【せんかくしゃ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
先覚者

【読み方】
せんかくしゃ

【意味】
人より先に、そのことについてさとった人。

【語源由来】
仏教用語のひとつでbuddhsという単語が『覚者』と訳されたものです。これの意味は、「真理を自分でも悟り、他の人も悟らせる者、自ら悟っている者」を言います。「先」の意味には、行列の先導をする役。「さきおい・さきばらい」などがあります。これらの漢字で成り立っている「先覚者」はリーダーや先達のような人のことを表しています。

【類義語】
先人の方々・先達・諸先輩・先駆者・古参・先代


先覚者(せんかくしゃ)の使い方

ともこ
健太くんの真っ直ぐな性格っていうのは本当に大切にするべきだわ。

健太
そんな…唐突にほめられると逆に怖いよ……。

ともこ
ごめんなさい。ほんとうに大事なことと思ったからね。外交の先覚者とも言える小村寿太郎の伝記を読んでいたら、正直さや誠って茶化したりぞんざいにしてはいけなくて、世の中を動かすのに大事なことだと思ったの。

健太
サボり癖があってよく怒られる僕でも世の先覚者になれるのかしらー。

先覚者(せんかくしゃ)の例文

  1. 彼は時代の先覚者であった。
  2. 彼は明治の先覚者として生まれ、その生き様で知らしめた。
  3. 絵師としての有名どころは北斎だが、浮世絵師の先覚者は菱川師宣だ。
  4. 日本においてイザナミとイザナギが人類の先覚者であったと私は思っている。
  5. 僕は新時代の先覚者としてこの世の中を真っ当な方向に導いていきたい。
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