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立往生【たちおうじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
立往生

【読み方】
たちおうじょう

【意味】
立ったままで(死ぬ/動けなくなる)こと。とちゅうでとまったまま動きがとれなくなること。「雪で車が―する」

【語源由来】
弁慶が衣川の戦いでなぎなたを杖にして仁王立ちのまま死んだ「弁慶の立ち往生」の逸話が由来されます。本来はたったまま死ぬことを指しますが、これに転じ、進退窮まることを例えられるようになりました。

【類義語】
手詰まり・万事休す・なす術なし・四面楚歌


立往生(たちおうじょう)の使い方

ともこ
健太くんごめんなさい!!約束の時間に来れなくて…。

健太
お互い様だよ、ともこちゃん!実は僕も途中で自転車がパンクしちゃって遅れて着いたんだ。

ともこ
あら、そうなんだ。でも、焦っちゃったわ。どの電車も動かなくて立往生しちゃったー。

健太
お互いに余裕を持って行動しないと、だね。

立往生(たちおうじょう)の例文

  1. 事故でダイヤ通りに列車が来ず立往生している。
  2. まともに文化祭の準備委員会に顔を出さなかったら、当日なにをしたらいいか立往生してしまうよ。
  3. 彼女は新人だというのに、立往生しながらも仕事を捌く姿勢に「根性があるな」と社長より嬉しいことばをもらった。
  4. 迎えはいらないと言うが田舎育ちの母が立往生する姿が浮かんで迎えに行くと押し切った。
  5. 仕事を押し付けることしか考えていない部長が立往生している姿をみんな横目で見るだけだった。
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