現人神【あらひとがみ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
現人神

【読み方】
あらひとがみ

【意味】
人の姿をした神(もと天皇をさして言った)

【語源由来】
古く日本書紀にて景行天皇の子、日本武尊が「吾は是、現人神の子なり」とのたまう、とあり「この世に人間の姿で現れた神」という意味のことば。また「人間でありながら、同時に神である」という意味もあり、天皇をさし神格化されていた。第二次世界大戦に敗れ「人間宣言」があった後は架空のものである、と言及され公の場ではこの「現人神」は使われなくなった。

【類義語】
現御神・現神・現つ神・明神(すべて読みは「あきつみかみ」または「あきつかみ」)


現人神(あらひとがみ)の使い方

健太
ともこちゃん、神様って本当にいるの?
ともこ
どうして?健太くん何か悩みでもあるの?
健太
悩みはないけど、神様がいるならどんな人だろう、友達になりたいなぁと思ったんだ。
ともこ
お願い事じゃなくて友達になるの?健太くんの純粋な所は現人神に匹敵するわね。

現人神(あらひとがみ)の例文

  1. 彼は「現人神のようだ」と言われ窮屈そうだった。
  2. 現人神について有意義な議論を行った。
  3. 祖父は今でも天皇を現人神だと妄信している。
  4. 現人神の存在を研究してみようと思う。
  5. 海外の人に現人神の説明をするのは難しい。
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