【三字熟語】
現人神
【読み方】
あらひとがみ
【意味】
① 人の姿をとってこの世に現れたと考えられる神。古く、天皇を神聖な存在として呼ぶ際に用いられました。
② 信仰の中で、人々の前に姿を現すとされる神。住吉の神などを指す用例もあります。「荒人神」とも書きます。

現人神は、人の姿でこの世に現れたと考えられる神のことだよ。昔は天皇を指す場合にも使われた言葉だよ。

オラは、現人神という言葉が、古い記録では天皇以外の神を指す場合もあると覚えたニャ。
【語源由来】
『日本書紀』には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が自らを「現人神の子」と述べる場面があり、『万葉集』には「住吉の現人神」という表現があります。近代には天皇の神聖性を表す言葉と結びつきました。1946年1月1日の詔書(いわゆる「人間宣言」)では、天皇を現御神(あきつみかみ)とする観念は架空であると述べられました。
【類義語】
現つ神(あきつかみ)・現御神(あきつみかみ)は、神がこの世に現れるという意味で近い言葉です。読み方や用例は異なります。
現人神(あらひとがみ)の使い方

歴史の本に「現人神」って出てきたけど、どういう意味?

人の姿でこの世に現れたと考えられる神のことよ。

昔は天皇をそう呼ぶこともあったの?

そうよ。古い文献には、住吉の神などを指す例もあるわ。
現人神(あらひとがみ)の例文
- 古い文献には、天皇を現人神と呼ぶ表現が見られる。
- 研究者は『万葉集』に登場する住吉の現人神について解説した。
- 現人神という言葉は、日本の宗教や歴史を学ぶ際に登場する。
- 『日本書紀』には、現人神に関係する記述が残されている。
- 近代の天皇観を扱う授業で、現人神という語の歴史的な背景を調べた。













