著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

安本丹【あんぽんたん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
安本丹

【読み方】
あんぽんたん

【意味】
間が抜けていて愚かなこと。また、そのような人をけなしていう言葉。江戸時代にも使われ、魚のカサゴや菓子の一種を指した用例もあります。

三字熟語の博士
「安本丹」は、間が抜けて愚かな人をけなす言葉だよ。少し古風な言い方で、薬の名前になぞらえたという語源説もあるよ。
助手ねこ
オラ、昔の物語で「安本丹」と出てきたら、相手をけなす言葉だとわかるニャ。

【語源由来】
「安本丹」は江戸時代にも用いられた言葉です。語源には複数の説があり、「あほ太郎」「あほたら」などの言い方を、薬の名「反魂丹(はんごんたん)」「万金丹(まんきんたん)」などになぞらえたとする説があります。定説として確定したものではありません。

【類義語】
ばか、あほう、たわけ、間抜け(近い表現)。いずれも人をからかったり、けなしたりするときに使われる言葉です。


安本丹(あんぽんたん)の使い方

ともこ
健太くん、忘れ物をしないように書いたメモは見た?

健太
それが、メモまでなくしちゃった……。自分でも安本丹だと思うよ。

ともこ
あら、健太くん! そのメモ、帽子の横に挟まっているわよ。

健太
えっ、ここに!? 見つかったのはうれしいけど、なんだか恥ずかしいな!

安本丹(あんぽんたん)の例文

  1. 昔の芝居には「この安本丹め」と人をしかるせりふが出てくる。
  2. 財布を忘れたことに気づき、彼は「我ながら安本丹だなあ」と苦笑した。
  3. 祖父は子どもの頃、いたずらをすると「安本丹」とからかわれたそうだ。
  4. 古い小説で「安本丹」という言葉を見つけ、意味を辞書で調べた。
  5. 友人を安本丹と呼んでしまい、彼は後で言い方を反省した。
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