著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

荒療治【あらりょうじ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
荒療治

【読み方】
あらりょうじ

【意味】
乱暴な外科(ゲカ)の治療。殺傷。問題解決のための思い切った改革。

【語源由来】
文献としては戯作者・木室卯雲(キムロ ボウウン)による咄本「鹿の子餅」に荒療治を使った一文がある。

【類義語】
手荒い・思い切った


荒療治(あらりょうじ)の使い方

ともこ
健太くん、何だか顔が青ざめているわよ。

健太
ともこちゃん……。今日は歯医者の日なんだけど、こんなマンガを見ちゃって。

ともこ
へー、お医者さんがモデルのマンガなの?あら、かなりの荒療治なお医者さんね。

健太
もう、今から怖くて怖くて……。行きたくないよー!!

荒療治(あらりょうじ)の例文

  1. あのコーチのやり方は荒療治だが、必ずいい結果を残す。
  2. 疑念しかない今の政界の変革には荒療治な方法が必要だ。
  3. あの医者は荒療治で気遣い一つなく私は苦手だ。
  4. 昔の荒療治な教育なんて今なら虐待だよ。
  5. こうなったら私が荒療治でこの部署に改革を起こしてやる。
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