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大黒柱【だいこくばしら】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
大黒柱

【読み方】
だいこくばしら

【意味】
家の中央にある太い柱。一家や団体の中心となる人。

【語源由来】
推古天皇の時代より政を行う場を朝堂と言いました。その一郭のなかに大極殿という殿舎がありその柱を「大極殿柱」「大極柱」と呼んでいました。その後、室町時代に恵比寿大黒が富の象徴で祭られており、それにちなんで「大黒柱」となったようです。

【類義語】
総裁・族長・総帥・親分・番頭・主人・棟梁


大黒柱(だいこくばしら)の使い方

ともこ
健太くんのお家には大黒柱ってあるの?

健太
えー…どうだろう。気にしたことないなぁ…。

ともこ
そうよねぇ。あのね、今の建築方法では大黒柱がなくても家が建つ、って言うんで驚いちゃって聞いてみたの。

健太
そうだなぁ、おばあちゃんの家で身長を測るとき柱に傷をつけたかなぁ。じゃあ、新しい建築方法のお家の子は、そんなことも出来なくなっちゃうんだね…。

大黒柱(だいこくばしら)の例文

  1. いまはどれぐらいの家庭が大黒柱に子どもの成長を刻んでいることだろう。
  2. 新築の家に象徴ともいえるようなデザインの大黒柱をお願いした。
  3. 夫は主夫として、私は稼ぎ頭として頑張っている我が家だが、やはり大黒柱は夫であると認識している。
  4. 長年暮らしてきた家を解体することになったが、大黒柱は残すことが出来ないか相談している。
  5. 大黒柱の父が亡くなり寂しかったこの家に新しく迎え入れた仔犬があかりを灯してくれたようだ。
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