不甲斐【ふがい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不甲斐

【読み方】
ふがい

【意味】
いくじ。

【語源由来】
「不」 ・~でない。~がない。打消しの意。
「甲斐」・それだけの効果。むくいられた結果。ききめ。
「甲斐」の語源はいくつかあり、(いふかい=言う甲斐)言っても無駄だ。だったり、(不快=ふかい=不甲斐)などから、行う報いがないときに使われました。(いくじ=意気地)と意味にありますが、主にやった意味がないなど行動に伴わない残念な結果に「不甲斐(ない)」と表されます。

【類義語】
意気地なし・軟弱


不甲斐(ふがい)の使い方

健太
ともこちゃん、本当にごめんなさい。申し訳なさ過ぎて言葉もありません。
ともこ
私も言葉がありません。あなたに費やした時間は何だったんだろうかと30点の答案を見て考えています。
健太
僕が不甲斐ないばかりに…。100点取ってともこちゃんの喜ぶ顔が見たかったな。
ともこ
まったくしょうがないわね、健太くんは‼100点取らせてあげれなかった私も不甲斐なかったのよ。また頑張りましょう。

不甲斐(ふがい)の例文

  1. 姉に勉強を教えてもらったが30点しか取れず不甲斐ない結果に顔を合わせづらい。
  2. 母の涙にこれまでの不甲斐なさを反省し真面目に生きようと思った。
  3. 病気とはいえ主人に家事を任せっぱなしで不甲斐ない気持ちでいる。
  4. 彼の不甲斐ない部分を見て結婚をやめる決意をした。
  5. 私が不甲斐ないばかりに今回の取引が台無しになり退職して責任を取ろうと考えている。
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