不思議【ふしぎ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不思議

【読み方】
ふしぎ

【意味】
変わっていてふつうでは考えられないこと。またそのようなようす。

【語源由来】
「不可思議」を原義としていて、思いはかる、考えるという意味の「思議」から由来されます。本来は仏教用語であり、心で思うこと言葉にすることなどが出来ないようすを言い、仏さまの知恵や通力、仏の行為は思慮・言葉が及ばない境地であることを表し、またこれが転じて人の常識の及ばないことを指し表します。

【類義語】
怪事・怪異


不思議(ふしぎ)の使い方

健太
あーあー。Aくんの家でする百物語大会に行くの嫌だなぁ。Aくんの話怖いんだよなぁ…。
ともこ
あらあら。なんだか定例会みたいになっちゃったわね。みんな怪談話なら健太くんは感動するようなお話にすれば?
健太
うーん。例えば、明日の漢字テストのぼくの答案用紙にだけ何故か答えが最初から書かれているとかいう不思議な話とか?
ともこ
ええ、そうね。自分の身に起こる危機を猫が知らせてくれるとかね。ふつうでは考えられない不思議な話ね。健太くんのはただの願望だからね。

不思議(ふしぎ)の例文

  1. 祖母の田舎は河童が出る川とか不思議な伝説がたくさんあり興味深い。
  2. 「女の子は存在が不思議な生き物だ!」というのが思春期の息子の最近の口癖である。
  3. 彼女はいつも不思議なものを見ているような顔をしているがあれが通常なんだそうだ。
  4. 宇宙にどれだけの不思議な生物がいるのか考えただけでワクワクする。
  5. 令和のいまも学校の七不思議にトイレの花子さんは健在なのだそうだ。
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