不見識【ふけんしき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不見識

【読み方】
ふけんしき

【意味】
見識が低いこと。「―な発言」

【語源由来】
「見識」とは、物事の本質を洞察できる能力を指して言います。そのような能力のない人や見方を『不見識』と言いました。

【類義語】
そそっかしい・浅はか・無闇・無思慮・うかつ


不見識(ふけんしき)の使い方

健太
あれ?ともこちゃん、その本は読まないのではなかった?
ともこ
そうなんだけど…。読み進めるとなかなか面白くって…。
健太
へぇ、イメージが凝り固まった作家だから読まなくてもだいたいの内容が分っちゃうって言ってたのに。
ともこ
はい…。すみませんでした。私の不見識を反省します。偉そうにごめんなさいでした。

不見識(ふけんしき)の例文

  1. 彼女の不見識な主張でこの分野の信憑性が疑われることとなった。
  2. 海外の情報で自国を判断するなんて不見識はやめて少し慎重になるべきではないか。
  3. 工芸品について不見識ではありますが、美しさを感じることはできます。
  4. 昭和の大事件を不見識ながら調べているが、少しづつ解明されていく事実がある。
  5. 恩師には不見識と思うならもっと勉強することだと助言頂いた。
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