【三字熟語】
月旦評
【読み方】
げったんひょう
【意味】
人物について、その性格・才能・行動などを論評すること。また、その人物評。「人物月旦」「月旦」ともいいます。古代中国の故事に由来する言葉で、単に人の悪口を言うことではなく、人物の長所や力量などを見定める意味もあります。

「月旦評」は、人物について才能や人柄を論評することだよ。中国の許劭と許靖が、毎月初めに人物を評した故事に由来するんだ。

ニャルほど! オラは「月旦」が月の初日のことだと覚えたニャ。
【語源由来】
中国の『後漢書』「許劭伝」に由来します。後漢末の許劭(きょしょう)と、いとこの許靖(きょせい)は、郷里の人物をよく評していました。毎月の初めに評価の題目を変えていたことから「月旦評」と呼ばれました。「月旦」は陰暦の月の初日、すなわち「ついたち」のことです。そこから広く人物批評を表す言葉になりました。
【類義語】
人物評、人物批評、品定め、人物月旦(近い表現)。「うわさ話」は事実かどうかわからない話も含むため、人物の評価を指す「月旦評」とは必ずしも同じではありません。
月旦評(げったんひょう)の使い方

ともこちゃん、歴史の本に「月旦評」って書いてあったよ。月を見て話すことなの?

いいえ。月旦評は、人の才能や人柄について論評することなの。

へえ、どうして月という字が付いているの?

中国で月の初めごとに、人物の評価を話し合った故事からなのよ。
月旦評(げったんひょう)の例文
- 歴史の授業で、許劭の月旦評という故事を学んだ。
- その評論家は、当時の文学者について月旦評を残した。
- 古い書物には、郷里の人物に対する月旦評が記されている。
- 研究会では、歴史上の人物についての月旦評が話題になった。
- 先生は「月旦評は人物批評を意味する古い言葉だ」と説明した。











