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御破算【ごはさん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
御破算

【読み方】
ごはさん

【意味】
(そろばんで)計算をもとに返して、零(レイ)にすること「―で願いましては」。(最初/白紙)の状態にもどすこと。「―にする」

【語源由来】
「御破算(ごはさん)」とはソロバン(算盤)の用語。いままで計算していた答えを破棄することで、計算前の状態に戻されることを指します。また、計画していたことを白紙にされる場合などには「御破算になる」と表します。「破」には「物を壊す」「従来の体制を壊す」などの意味があり、「算」には「見当をつける」「見込み」の意味があり、「見当をつけていたことが壊される」との意味で、これらの漢字を当てたと思われます。

【類義語】
おじゃん・台無し・中倒れ・頓挫・パー・水の泡


御破算(ごはさん)の使い方

ともこ
健太くん、少し生活が乱れているんじゃないの?

健太
そんなことないと思うけど…。

ともこ
思いや思考が行動に、言葉に、ひいてはその人の人格となる。と言われているのよ。今までの努力や善い行いを御破算にしてはいけないわよ。

健太
分かりました…。(カンニングしようとしてたのがばれてから怒られっぱなしだなぁ。行動は御破算にはできないからなぁ…。)

御破算(ごはさん)の例文

  1. 仲間と築き上げた計画が上司の一言で御破算になる。
  2. 今までも莫大な資金がかかっているため、いまさら御破算にはできないよ。
  3. 幾度となく請求したにもかかわらず返済の意向もないとは君との関係はこれきり御破算だ。
  4. 御破算願いましては―」で人生もやり直せたらいいのにね。
  5. 姉の荒い気性がばれて結婚が御破算になった。
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