御多分【ごたぶん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
御多分

【読み方】
ごたぶん

【意味】
多くの(例/ばあい)。

【語源由来】
「御多分に漏れず」という使いかたをします。多くの人が漏れなく付き従うという意味で世間並み・予想通りという意味です。これらの意味から「ご多聞」との表記は誤りです。

【類義語】
多大・多量


御多分(ごたぶん)の使い方

ともこ
健太くん。今回の全校漢字テストはどうだった?私は今回も進級できそうだわ‼
健太
あんな難しいテストがよく解けたね、ともこちゃん。
ともこ
まぁ、今回は少し難しかったかも知れないけど日頃の積み重ねだからね、漢字なんて。健太くんはどうだったのよ?
健太
ともこちゃん、ぼくは御多分に漏れず10点も取れなくて再テストだよ。

御多分(ごたぶん)の例文

  1. ギャンブラーの彼も御多分に漏れず借金まみれの身の上です。
  2. この不景気に我が社も御多分に漏れず利益が出ていない。
  3. 社会人2年目の私も御多分に漏れず転職を考えるようになった。
  4. 御多分に漏れず私もマスクなしでは人前に出づらくなった。
  5. 彼もエリート一家の御多分に漏れず外交官を目指していた。
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