左団扇【ひだりうちわ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
左団扇

【読み方】
ひだりうちわ

【意味】
何もしないで、楽に暮らすこと。隠居(インキョ)をして、楽な身分であること。

【語源由来】
団扇で扇ぐ様子から生まれたことばです。一般的に右手が利き手である人が多く、利き手ではない左手で団扇を扇ぐ様子は、ゆったりとして、あくせく働く必要がないように見えたことから、働かなくても余裕があり裕福な人のことを指して用いられました。また、自分で扇ぐことなく使用人が扇いでくれる裕福な隠居人にも用いられます。

【類義語】
玉の輿・楽天


左団扇(ひだりうちわ)の使い方

健太
あの神社の裏の家に住んでいるおじいちゃんって元気だよね!サーフィン始めたってうわさだよ。
ともこ
へー!かなりのお年なのにすごい好奇心ね。
健太
隠居して左団扇だから安心して遊びまわれるんだよってお父さんが言ってたよ。
ともこ
ふふふ。お父さん羨ましいのね。でも左団扇でも気持ちが若くなければ新しく何かを始めようとは思えないわよね。すごいわ、おじいちゃん。

左団扇(ひだりうちわ)の例文

  1. 父の事業が成功して母の左団扇の日々が約束された。
  2. 左団扇な生活をしたければ一獲千金を狙うしかないかな。
  3. 左団扇の生活なんて頭が腐っちゃうよ。
  4. 未来の左団扇生活のために何としてもセレブな彼を落とさなければ。
  5. 祖父は左団扇な生活が退屈すぎて新たな事業を始めようとしている。
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