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檜舞台【ひのきぶたい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
檜舞台

【読み方】
ひのきぶたい

【意味】
ヒノキの板ではった、歌舞伎(カブキ)などの舞台。うでまえをしめす、はれの場所。

【語源由来】
『檜舞台』に使われる「檜」は江戸の頃から高級な木材として知られていました。これを用いて舞台を作るなどは幕府が公認した歌舞伎や能の一流芸能に限られていたと言います。そのような舞台に立てることは芸に精進してきた役者にとって、あるべき腕の見せどころとなったことでしょう。そのような背景から腕前を試す大舞台や晴れ舞台を『檜舞台』と表わしました。

【類義語】
晴れ舞台・大舞台・お立ち台


檜舞台(ひのきぶたい)の使い方

健太
それにしても今回の感染症で檜舞台が中止になってしまった高校球児はかわいそうだよね。

ともこ
そうね。でも球児に限らず、吹奏楽とかサッカーとか色んな分野の大会が中止になっているのよね。

健太
そうなんだけど、高校野球って何だか風物詩でさ。夏の甲子園が見れないっておじいちゃんが気落ちしてるし。

ともこ
やだ!そこは健太くんの檜舞台じゃない!天性の明るさでおじいちゃんを励ましてあげてよ!

檜舞台(ひのきぶたい)の例文

  1. 彼女の血のにじむ努力はきっと今日の檜舞台に立って報われるのだ。
  2. 引退を決めた私の集大成を見せつけるのに最高の檜舞台だ。
  3. 憧れの檜舞台に立つまでは…と基礎練習さえ手を抜かず頑張る娘を誇らしく思う。
  4. あんなに焦がれた檜舞台さえ霞むほどの彼との出会いであった。
  5. 明日は幼いころから精進してきた芸を披露できる檜舞台に立つことが出来るのだ。
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