真似事【まねごと】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
真似事

【読み方】
まねごと

【意味】
形だけをまねて、それらしくやること。

【語源由来】
諸説ありますが、平安初期の文献に「まねぶ」とあり、模倣するという意味で用いられていました。
そして、子どもが真似をして遊ぶごっこ遊びの「ごっこ」は真似事の「事」が転化して用いられた説もあり、模倣し、それらしく見せることを「真似事」と表したようです。

【類義語】
模倣・物真似・ままごと


真似事(まねごと)の使い方

健太
ともこちゃん!気付いたよ‼ぼくはやっぱり精一杯やってなかった!所詮ストイックな人の真似事だったんだ!
ともこ
健太くん落ち着いて!そんなことないわよ。挑戦する気持ちも大事なんだから!
健太
でもね、縄跳びはエア縄跳びだったし、懸垂はぶら下がったままだったし、正拳突きも相手が猫ちゃんだからぷよぷよしただけだったんだ。
ともこ
何を目標としてたのか分からないんだけど、健太くんはもうそれでいいと思うんだ。

真似事(まねごと)の例文

  1. 彼は彼女の気を引くために犯罪の真似事を起こし心配してもらおうとした。
  2. 今回の裁判はまるで真似事で話にならない公判だった。
  3. 妻が結婚式の真似事をしている幼子を見て微笑んでいる。
  4. そのトレーニングはアスリートの真似事にしか過ぎず効果はないだろう。
  5. 彼女のカウンセリングは真似事のレベルで患者への悪影響が心配される。
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