利己心【りこしん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
利己心

【読み方】
りこしん

【意味】
自分の利害だけをはかって他人のことを考えない心。

【語源由来】
明らかではありませんが一説に、古代ギリシャの快楽主義哲学の学派・キュレネ派や哲学者・プラタゴラスの「人間は万物の尺度である」という言葉が発展して由来されたとあります。

【類義語】
私利私欲・エゴイズム


利己心(りこしん)の使い方

健太
ともこちゃん、聞いてよ!この間Bくんと買い物に行ったらぼくの会計のときに自分のポイントカード使ったんだよ!
ともこ
あら、貯まるのが楽しみね。
健太
そうじゃないんだ!ともこちゃん!お金を出したのはぼくなのにどうしてBくんの得になっちゃうんだ!
ともこ
まあまあ、Bくんの利己心が悪目立ちしちゃったのかしら?それでも健太くん…それぐらい、いいじゃないの…。

利己心(りこしん)の例文

  1. 彼の利己心のせいで多くの人間の生活が困窮している。
  2. 商店街を発展させるためには利己心を捨て協調性が必要となってくるのだ。
  3. 横暴な王の利己心を満足させるだけのために建てられた城は張りぼてのようだった。
  4. 彼は彼の利己心を満足させたいための主張を声高に唱えるがもちろん誰も聞く耳を貸さない。
  5. 子どものわがままを利己心などと諫めた主人に呆れている。
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