【三字熟語】
竜吐水
【読み方】
りゅうどすい
【意味】
消火用具の一。水を入れた大きな箱の上に押し上げポンプを備えたもので、横木を上下させて水を噴き出させる。水鉄砲。
【語源・由来】
「竜吐水」は、オランダからもたらされ、名は竜が水を吐くのに見立てたことによる。江戸時代に町火消しに支給され、明治末ごろまで使用。
【類義語】
雲竜水
竜吐水(りゅうどすい)の使い方
健太くん。草むらが燃えているわ。
竜吐水を持ってくるよ。
それより消防車を呼んできてよ。
そうだね。消防車を呼ぼう。
竜吐水(りゅうどすい)の例文
- 江戸時代に用いられた竜吐水は、消防博物館で見ることができる。
- 竜吐水の梃子を一生懸命押し、火を消そうとしました。
- 15mしか水を飛ばせない竜吐水では、3階建ての建物の火を消せない。
- たくさんの竜吐水を集めて、火元に向けて吐き出した。
- 江戸時代の消火活動は、延焼を防ぐ建物の破壊活動が主だったが、明和年間頃、竜吐水を補助的に活用するようになった。