歳時記【さいじき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
歳時記

【読み方】
さいじき

【意味】
俳句の季題を集めて解説し、例句をしめした本。季寄せ。

【語源由来】
元々は「歳事記」と書き、二十四節気や行事などをまとめた文献のことでしたが、江戸時代以降に俳諧・俳句の季語を集めて解説とその例句を示した文献となり、いまのかたちになりました。

【類義語】
文集・句集・家集


歳時記(さいじき)の使い方

健太
ともこちゃんは物知りだけど、本を読むだけでそんなに物知りになれるの?
ともこ
そんなに物知りでもないけど…おばあちゃんが歳事記を持っていたので好んでよく読んでいたのよ。
健太
歳時記って本ならうちのおじいちゃんも持ってるよ。俳句の勉強をするときに使っているみたい。
ともこ
そう、いまは歳時記ね。季語とか載ってるんでしょう?以前は暮らしの知識とか書かれていたんだよね。

歳時記(さいじき)の例文

  1. 講演会のオープニングで歳時記的な話をしようかと考えている。
  2. 私の中で家庭の医学と歳時記を持っている人はきちんとした人という勝手なイメージがある。
  3. 世界の歳時記を日本のものと見比べて文化の違いを感じるのが好きだ。
  4. 母は歳時記に基づいて丁寧に暮らしていた祖母に影響を受けている。
  5. 「花時の雨」という季語が歳時記に載っており素敵なので時折 使っている。
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