殺風景【さっぷうけい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
殺風景

【読み方】
さっぷうけい

【意味】
ゆとり・あたたかみ・うるおいなどのない雰囲気(フンイキ)・外観。「-な所」

【語源由来】
「殺」には「そぐ・けずる」という意味もあり、「風景」に合わせて、「風情や情趣がそがれる・けずられる(欠けている)」という意味で使われます。

【類義語】
陰気臭い・寒寒しい・陰気くさい・寒々


殺風景(さっぷうけい)の使い方

健太
ともこちゃんが活字の少ない本を読んでるなんて珍しいね。インテリアの本?
ともこ
そうなの。健太くんがお部屋を片付けた話を聞いて、私も断捨離したくなっちゃって…。
健太
この人ミニマリストっていうの?なんだか殺風景な部屋に住んでるね。逆に落ち着かないんじゃない?
ともこ
色々あったのね…すべてを削ぎ落としたくなることってあるのよ…。

殺風景(さっぷうけい)の例文

  1. 彼の殺風景な部屋に、ただ一枚飾られた絵画に趣を感じた。
  2. 話題になっていた公園に足を運んだが、何だか殺風景な場所だった。
  3. 若い時分に飛び出した殺風景だった故郷が、今では開発が進みいくつものビルが立ち並んでいた。
  4. 書類が山積みにされた殺風景なデスクに花を一輪飾るだけでこんなに明るい雰囲気になるなんて。
  5. シャッター街と揶揄された商店街の有志たちが、地域おこしに力を入れ、殺風景な商店街に活気を取り戻した。
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