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三枚目【さんまいめ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
三枚目

【読み方】
さんまいめ

【意味】
(=歌舞伎(カブキ)の番付(バンヅケ)の三番目にある俳優)こっけいな役をする俳優。喜劇役者。

【語源由来】
三枚目は歌舞伎用語の一つ。興行はじめに劇場の正面に八枚の看板が掲げられ、その三枚目におどけ役の名が書かれたことから。のちに、そのような役をする役者は「三枚目」といわれるようになり、現代では役者に限らずおどけた言動の人にも使われるようになった。

【類義語】
道化・ピエロ


三枚目(さんまいめ)の使い方

健太
ともこちゃんはどんな俳優さんが好きなの?

ともこ
そうねぇ……。たくさん居すぎてしぼれないわ。

健太
そうだなぁ…。白馬の王子様みたいな正統派のイケメンでしょう?

ともこ
うーん…。キメ過ぎなのは苦手かもねぇ。意外と健太くんみたいな三枚目がタイプかもよ。

三枚目(さんまいめ)の例文

  1. 彼は俳優としての限界に悩み、思い切ってコメディドラマに出演してみたら三枚目がしっくりきて自分でも驚いたと言っていた。
  2. 彼は根っからの三枚目を演じているだけで、本当は誠実で心根の優しい好青年だ。
  3. クラスでは三枚目で通ってるあいつだが、意外と男らしいところを知って前ほど気軽に近づけなくなってしまった。
  4. 三枚目役者の演劇論はとんでもなく真面目で笑い飛ばすことができなかった。
  5. 歌舞伎の由来を読んだ姉が、八枚あるうちの三枚目だからポジション的にはそこそこ良いよね、とつぶやいていた。
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