先入観【せんにゅうかん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
先入観

【読み方】
せんにゅうかん

【意味】
前から頭の中に(でき/はいっ)ている、固定的な観念。先入観念。先入見。先入主。「―にとらわれる」

【語源由来】
「先入観」は「先入」ということばから成ります。「先入」には以前より自分のなかにある固まった考えを意味します。それを持って、ものごとをみることを「先入観」としました。

【類義語】
依怙・偏見・思い込み


先入観(せんにゅうかん)の使い方

健太
僕はやっぱり駄目な人間だなぁ…。
ともこ
健太くん、何かしくじったことでもあったの?
健太
いつも思っていることなんだけどね、勉強は出来ないし、空手も上手くならないし、根気が足りない人間すぎて、ろくな大人にならないな…って落ち込んじゃうの。
ともこ
本当に健太くんったら…。こんなに先入観にとらわれて自分を批判してる人も珍しいわね。勉強すれば出来るようになるし、空手もサボらなければ上達するでしょう?根気はあるものじゃなくて、出すものよ。

先入観(せんにゅうかん)の例文

  1. 異動してきた彼は、仕事ができるという噂による先入観で見られていることに気付いていた。
  2. 彼女は何事も先入観を持って判断するので、真実を見れていない気がする。
  3. 先入観で人を傷つけることのないように視野を広げていたいと思う。
  4. 祖父は、先入観にとらわれない生き方のお陰でいろんな方面に明るい人である。
  5. この仕事には先入観のない自由な発想が必要とされる。
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