【三字熟語】
試金石
【読み方】
しきんせき
【意味】
① 金などの貴金属の純度を調べるために用いる、黒くて硬く緻密な石。② 転じて、人の力量や物事の本当の価値を見極めるための、重要な機会や判断材料。「実力を測る試金石」「改革の試金石となる」のように使います。単に難しい試練というより、その結果から真価がわかることに重点があります。

「試金石」は、もとは金の純度を調べる黒い石だよ。そこから、本当の実力や価値がわかる出来事を表すようになったんだ。

ニャルほど! オラはその結果で実力がわかる大事な機会を、試金石と呼ぶと覚えたニャ。
【語源由来】
もとは金などの純度を調べるための道具の名前です。黒い試金石の表面に金属をこすりつけ、残った筋(条痕)の色や薬品に対する反応を、純度がわかっている標準品と比べて判定しました。そこから、人や物事の真の価値や実力を判断する材料となるものを「試金石」と呼ぶようになりました。試金石には黒色の緻密な岩石が使われ、那智黒石もその一つとして知られています。
【類義語】
実力を試す機会、真価を問う場、判断材料、力量を測る基準(②に近い表現)。「試験」は能力を調べる方法の総称で、真価を見極める役割を強調する「試金石」とは意味が異なります。
試金石(しきんせき)の使い方

健太くん、来週の試合は、強豪校と初めて対戦するんでしょう?

うん。今のチームの実力がどこまで通じるか、確かめられそうだよ。

その試合は、チームの力を測る試金石になるわね。

そうだね。勝ち負けだけじゃなく、できたことも課題も見つけたいな!
試金石(しきんせき)の例文
- 強豪との対戦は、新チームの実力を測る試金石となった。
- 新しい制度が役に立つかどうかは、今回の運用が試金石になる。
- 美術評論家は、この展覧会を若い作家の真価を問う試金石と考えた。
- 金細工職人は試金石に金属をこすりつけ、純度を確かめた。
- 初めての大舞台は、その演奏家の実力を示す試金石だった。













