獅子吼【ししく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
獅子吼

【読み方】
ししく

【意味】
(=シシがほえること)真理・正義を大いに主張すること。大演説。

【語源由来】
獅子吼とは仏の説法のことを言います。百獣の王の獅子が吠えて力を見せつけることにちなんで、畏れ多い仏の説法を外道らに諭すことを、このことばで表しました。

【類義語】
流暢・口早・雄弁・舌を振るう・弁が立つ


獅子吼(ししく)の使い方

ともこ
健太くんが先頭きって獅子吼した話、なんだか胸が熱くなったわ。
健太
恥ずかしいよー。
ともこ
でも、ビックリよね。有望なコーチが辞めちゃうことなんてあるのねー。
健太
彼はそのコーチに習いたかったみたいだから、志望校を変更しなかったらこれからの選手生命を棒に振るところだったよ。

獅子吼(ししく)の例文

  1. 課長が信頼感に欠けるのは、都合の悪い人間には聞こえない範囲でしか獅子吼しないことにある。
  2. 不正を良しとする上司たちに獅子吼した課長の理不尽な進退に私たち部下一同が声を上げた。
  3. 問題児の彼の獅子吼であるから腑に落ちるものがない。
  4. 獅子吼会の所属は法華宗であるらしい。
  5. アウェーでも獅子吼する彼の姿に心が奪われた。
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