蜃気楼【しんきろう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
蜃気楼

【読み方】
しんきろう

【意味】
大気中の温度差によって、遠くの物体がうかんでいるように見えたり、上下に反転した像が見えたりする現象。海市(カイシ)。

【語源由来】
古く中国で海市の現象は大ハマグリの吐いた息で描かれたと言われており、これを「蜃気楼」と呼んだ。この漢字があてられたのは「蜃」大ハマグリ、「気」息、「楼」高い建物、の意味があることから。

【類義語】
砂上の楼閣・露命・あだ桜・滅びの美学


蜃気楼(しんきろう)の使い方

ともこ
オーロラって素敵よね。人生で一度は絶対に見たい景色なの!
健太
きれいだよね。でも海外に行かなきゃいけないから、そこで見られなかったら落胆が半端ないよー。僕なら蜃気楼を見に行くな。
ともこ
えー、蜃気楼?幻想的ではあるけれど……。確実に見れるものなの?
健太
富山県の魚津市では春ごろに頻繫に見れるそうだよ。上位蜃気楼っていうレアものもあるんだよ。

蜃気楼(しんきろう)の例文

  1. 蜃気楼の見え方も異なり分類されるほど種類があるのか。
  2. むかし見た、蜃気楼が題材の推理ドラマが面白かったのでもう一度見たいがタイトルが思い出せない。
  3. 蜃気楼自体が幻のようなのに、それを錯覚するなんて私の目はどうかしてる。
  4. 天体カメラマンの彼の蜃気楼の写真が素晴らしく、じき書籍化されるだろう。
  5. 蜃気楼やオーロラのような幻想的な景色を美しいと思うより恐れる気持ちの方が大きい。
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