素封家【そほうか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
素封家

【読み方】
そほうか

【意味】
(名家とされる)大金持ち。財産家。「土地の―」

【語源由来】
「素封家」は中国に由来されているようです。「素封」は、中国のことばで「地位や土地はないけれども、それ以外の資産はあり余るほどある」という意味なのだそうです。つまり、諸侯にも等しい財産がある人(民間の大金持ち)に使われました。このことばが日本に入ってきて、明治以降「資産家」や「金満家」のように「家」として、大金持ちに「素封家」を用いるようになったようです。

【類義語】
長者・富豪・ブルジョワ・財閥


素封家(そほうか)の使い方

健太
ともこちゃんは世の中甘くないって言うけど、一発屋みたいな人もいるじゃない?
ともこ
また、話を蒸し返して…。努力なく財を手に入れた人たちは、その後に苦労しているのよ。
健太
それでも、楽にお金持ちになれたらいいのになぁ。
ともこ
駄目よ!タナボタに素封家みたいになっちゃったらお金の有難みの分からない人になっちゃう!健太くん目を覚まして!

素封家(そほうか)の例文

  1. 田舎には結構、父のような素封家がたくさんいる。
  2. あの町の素封家は鼻持ちならない奴だ。
  3. 彼は素封家の生まれだが温厚ないいやつだ。
  4. どうしても素封家は成金のような印象が抜けなくていけ好かない。
  5. 素封家の彼と結婚を決めたが彼の家族と上手くやれる自信がない。
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