素寒貧【すかんぴん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
素寒貧

【読み方】
すかんぴん

【意味】
ひじょうにびんぼうな(こと/人)。

【語源由来】
三国志に登場する石徳林という隠者がおり、またの名を寒貧(カンピン)と言う。戦や人の目から避けて暮らす人生を選んだようで、物乞いのような生活でとても貧しかった様子から、これが語源になったという説がある。

【類義語】
手許不如意・貧乏・金欠病・貧困


素寒貧(すかんぴん)の使い方

ともこ
なんだか近頃、就職活動しているお姉さんの元気がないわ。
健太
ニュースでもやっていたね。また就職難がくるんじゃないかって……。
ともこ
不安なニュースしかなくて勉強が手につかないわ。私たちってお仕事につけるのかしら……。
健太
素寒貧から始まる社会人生活になるのかなぁ?それは嫌だなぁ……。

素寒貧(すかんぴん)の例文

  1. このように素寒貧でいては嫁の来てなどないだろう。
  2. 売り物も売れない素寒貧続きでこの先暮らしの目処もつかない。
  3. 占い師に「いまは素寒貧な書生でも十年も経たぬうちに邸宅を持てる金持ちになるだろう」と言われ興奮している。
  4. 大事な跡取り娘の姉に、素寒貧の悪い虫がついてしまって父がやきもきしている。
  5. 学生時代、散々からかってやった同級生に、この素寒貧姿を見下げられ死にたいくらいのどん底を味わった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク