【三字熟語】
正念場
【読み方】
しょうねんば
【意味】
① 歌舞伎・人形浄瑠璃などで、登場人物の本心や性格が表れる、芝居の最も大切な見せ場。② 転じて、人の真価や実力が問われる、ここぞという重要な場面。「正念場を迎える」「ここが正念場だ」のように使います。「性念場」とも書きます。

「正念場」は、実力や真価が試される、とても大切な場面だよ。もとは歌舞伎や浄瑠璃の重要な見せ場を指したんだ。

次の試合で勝てば決勝進出なんだニャ。健太くんにとっては正念場だニャ!
【語源・由来】
歌舞伎や人形浄瑠璃では、登場人物の「性根(しょうね)」、つまり本心や性格を見せる大切な場面を「性根場(しょうねば)」と呼びました。この演劇用語が、心を正しく保つことを表す仏教語「正念」と結び付いて「正念場」という形になったとする説があります。そこから、実力や真価が問われる重要な局面にも使われるようになりました。
【類義語】
山場、大一番、踏ん張りどころ、勝負どころ、剣が峰(文脈によって近い表現)。「大詰め」は物事の終わりに近い段階を指すことが多く、必ずしも力が試される「正念場」と同じではありません。
正念場(しょうねんば)の使い方

健太くん、次の試合に勝てば決勝進出なんでしょう?

うん。ここが正念場だと思っているよ。

毎日練習してきたんだから、落ち着いて力を出してね。

ありがとう! 結果を気にしすぎず、最後まで集中するよ。
正念場(しょうねんば)の例文
- 大会の準決勝を迎え、選手たちは正念場に立った。
- 交渉が最終段階に入り、担当者はここが正念場だと考えた。
- 歌舞伎の正念場では、主人公の本心を表す演技に観客が見入った。
- 研究の発表を前に、チームは正念場を迎えていた。
- 苦しい局面でもあきらめず、正念場で力を発揮した。












