【三字熟語】
低姿勢
【読み方】
ていしせい
【意味】
相手方に対して腰を低く構えること。相手方に対してかしこまること。また、そのさま。「―な態度で応対する」「―に出る」
【語源由来】
「姿勢」は体の状態や構え・相手方に対する出方・心がまえなどの意味があります。その様子に、小さい・少ない・水準が下の方で望ましくない との意味の「低」を合わせて、出張らない状態を言うようになったと思われます。
【類義語】
遠慮・謙虚・恭謙
低姿勢(ていしせい)の使い方
健太くん、空手教室にまた新しい仲間が入ったんだって?
うん。僕よりお兄さんなんだけど、いやに低姿勢で接してくるんだよ。新人だからと言っても少しやりづらいんだ。
そうなの?健太くんはたくさん試合に出てるから、もしかしたら名前が知れ渡ってるのかもよ。尊敬されてたりして…。
そんなこと…………ないよー!ない!ない!
低姿勢(ていしせい)の例文
- 母は食事の支度中に電話がかかってきてもその手を休めないが言葉つきは低姿勢である。
- 私は新しく入ったバイト先でこれでもかと言うほどの低姿勢で接してきた。
- うちのパワハラ上司も取引先での低姿勢な様子が社内で欠片ほどあればみんなの目も変わるのに。
- 態度が気に食わない店員だが展示商品を破損してしまったのだから低姿勢で謝るしかない。
- どんな相手でも物を尋ねるときは低姿勢で教えてもらうことが礼儀なのだと上司に教えたい。