内弁慶【うちべんけい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
内弁慶

【読み方】
うちべんけい

【意味】
外ではいくじがないが、家ではいばっている(こと/人)。陰(カゲ)弁慶。

【語源由来】
「内」は家の中を意味し、「弁慶」は言わずと知れた武蔵坊弁慶のことです。家の中だけは強くて威勢がいいようすを言います。

【類義語】
内気・意気地なし


内弁慶(うちべんけい)の使い方

ともこ
健太くんって、よく怒られているけど家でもその調子だからじゃないの?
健太
そんなことないんだよ……。箸の持ち方から返事の仕方までうるさく注意されるから静かなもんだよ。
ともこ
なんだ、まるで内弁慶の真逆なのね。
健太
誰か恐母家ってことばを作ってくれないかな。

内弁慶(うちべんけい)の例文

  1. 子どものころは内弁慶だったが今ではこの劇団の看板女優だ。
  2. 内弁慶の兄は世の中の不平不満ばかりを言っている。
  3. 海外の人からすると昔の日本人は内弁慶そのものだったらしい。
  4. 自覚はなかったのだが友達に内弁慶なところを指摘されて驚いている。
  5. 父は私の内弁慶をひどく心配したが母は「じきに治る」とおおらかだった。
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