内沙汰【うちざた】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
内沙汰

【読み方】
うちざた

【意味】
事を内々で処理すること。正式の訴訟を起こさずに、内輪で取りはからうこと。

【語源由来】
「内」 ・かこまれたところ。外から見えないところ。ある範囲に属すること。
「沙汰」・善悪や是非を問う行為の裁定。
これらから、「内沙汰」と表しました。

【類義語】
内々・内輪


内沙汰(うちざた)の使い方

ともこ
健太くん。飼育小屋の事件はやっぱり問題の高校生たちの仕業だったみたいね。
健太
そうなんだ‼ともこちゃん誰に聞いたの?どの先生も朝礼で何も話してくれなかったね。
ともこ
それがね、うちの学校の生徒の兄弟みたいでね、内沙汰に済まされたみたいなの。
健太
え~~~。生き物が無事だったものの小屋をあんなになるまで壊したのに?ちゃんとみんなの前で謝るべきだよね‼飼育係がかわいそうだ‼

内沙汰(うちざた)の例文

  1. 部長の社内不倫を内沙汰に済ませようと画策する人事部に非難が集まる。
  2. 今回の社会問題にもなった出来事は内沙汰に収められるものではない。
  3. 子どものメンタル面を考えたとはいえ内沙汰にしようと動いたのがいけなかった。
  4. 内沙汰にされてしまったので多くの社員は彼女の異動人事の理由を知らない。
  5. 内沙汰に処理した息子の暴行事件が明るみになり社長を解任された。
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