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役不足【やくぶそく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
役不足

【読み方】
やくぶそく

【意味】
1 俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。
2 力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「役不足」は、元々は、歌舞伎などの演劇で、俳優などが割り当てられた役に不満を抱くという意味だったが、本人の実力にふさわしくない軽い仕事や役割を意味するようになった。

【類義語】
朝飯前、楽勝、簡単すぎる、相手にならない、不満足、役に不足がある、物足りない、不十分


役不足(やくぶそく)の使い方

ともこ
健太くん。生徒会の書記をやることになったの。

健太
ええっ。優秀なともこちゃんに書記は役不足じゃないの?

ともこ
生徒会の一員に選んでもらえただけで光栄なことじゃないの。

健太
いやー、ともこちゃんの能力なら生徒会会長でしょう。間違いなく役不足だよー。

役不足(やくぶそく)の例文

  1. ともこちゃんにとっては役不足だろうけど、どうか引き受けてくれまいか。
  2. 健太くんは、副部長なんて役不足だ、部長がいいとごねた。
  3. ともこちゃんには役不足だし、手が空いている健太くんにやらせればいいじゃないですか。
  4. 健太くんには役不足だろうけど、健太くんしか適任がいないんだよ。
  5. ともこちゃんは、与えられた仕事が役不足で、過小評価されているのではないかと懸念した。
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