野蛮人【やばんじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
野蛮人

【読み方】
やばんじん

【意味】
文明が進んでいないで無教養で粗野(ソヤ)なこと。

【語源由来】
barbaroi(バルバロイ)とは古代ギリシア人の総称であったが、紀元前6世紀後半から民族間での対比・優劣などから、聞き苦しい言葉をしゃべる人々という意味で広まり、のちに転じて野蛮人との意味になった。また、英語のbarbarian(蛮人)の語源でもある。

【類義語】
無骨者・蛮人・夷人(いじん)


野蛮人(やばんじん)の使い方

健太
ねぇ、インディアンって何も知らない人なの?
ともこ
そんなわけないじゃない。民族間の文化っていうのがあると思うわよ。
健太
そうだよねぇ。授業でそういう人たちを野蛮人って言ったんだって先生が教えてくれたんだけどひどい話だなぁと思ってさ。
ともこ
そうね。文化人気取ってる人間だって皮一枚剥いだら野蛮人だって誰かも言ってたしね。

野蛮人(やばんじん)の例文

  1. あいさつに来た彼の言動を礼儀を知らない野蛮人だと怒った父。
  2. ある国で野蛮人だと罵られ悔しい思いをした。
  3. マイノリティーな部族は野蛮人だと決めつけるのは失礼である。
  4. 彼を野蛮人だと言うが教養を与えれば君と同じ本を読めるようにもなるだろう。
  5. 彼の趣味はサディスティックで野蛮人と何ら変わりない。
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