【三字熟語】
役不足
【読み方】
やくぶそく
【意味】
① 俳優などが、割り当てられた役に不満を抱くこと。② 本人の実力に比べて、与えられた役目が軽すぎること。また、その様子。「役不足」は「能力が足りない」という意味の「力不足」と混同されやすい言葉です。

「役不足」は、その人の実力に比べて、任された役目が軽すぎることだよ。「この仕事は自分には難しすぎる」なら、「力不足」と言うんだ。

えっ! 「自分には難しすぎる」という意味なら、「役不足」じゃなくて「力不足」なんだニャ。取り違えるところだったニャ!
【語源・由来】
「役」は割り当てられた役目、「不足」は十分でないことです。もとは役者が自分に与えられた役に不満を持つ意味で使われ、のちに、本人の力量に対して役目が軽すぎる意味でも使われるようになりました。
【類義語】
役目が軽すぎる、実力を持て余す、物足りない(文脈によって近い表現)。「力不足」は役目を果たす実力が足りないことなので、意味が反対方向です。謙遜するつもりで「私には役不足ですが」と言うと、役目が軽すぎるという意味に受け取られかねません。
役不足(やくぶそく)の使い方

健太くん、演劇大会で主役を務めた先輩が、今度の劇ではせりふ一言の役なんですって。

その先輩の実力からすると、少し役不足かもしれないね。

そうね。でも、どんな役も舞台には大切なのよ。

うん! あの先輩なら、一言でも印象に残る演技をしそうだね!
役不足(やくぶそく)の例文
- 数々の主演経験がある俳優には、その端役は役不足だったかもしれない。
- 実力を高く評価された彼には、補佐だけの役目では役不足だという声もあった。
- 本人は「役不足だ」と不満を漏らしていたが、与えられた仕事には真剣に取り組んだ。
- 監督は選手の能力を見て、今の役割では役不足だと判断した。
- その仕事を役不足と感じるかどうかは、本人の経験や能力にもよる。













