【四字熟語】
沈思黙考
【読み方】
ちんしもっこう
【意味】
沈黙して深く考えること。
【語源・由来】
「沈思」は、深く考え込むこと。いろいろと思案すること。
「黙考」は、黙って考えること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・熟思黙想(じゅくしもくそう)
【英語訳】
contemplate
meditate(on[upon]O)〈(Oについて)〉
英語例文
沈思黙考する be(sunk)deep in thought; be lost in「thought[contemplation].
哲学的問題について沈思黙考する meditate on a philosophical problem.
沈思黙考する be(sunk)deep in thought; be lost in「thought[contemplation].
哲学的問題について沈思黙考する meditate on a philosophical problem.
沈思黙考(ちんしもっこう)の使い方
ともこちゃん、元気ないけどどうしたの?体調が悪いの?
ああ、健太くん、ありがとう。ちょっと考え事をしていただけよ。
(そういえばともこちゃんって、見かけによらず、沈思黙考する人だったな・・・。大好きなスイーツの話をしたらあんなにはしゃぐのに、面白い子だなあ・・・。)
(まずいわ・・・。今月のおこづかいがほとんど残っていないじゃないの。このままじゃ、私の大好きなカフェに通ってケーキを食べたり、期間限定のドリンクを飲んだりするお金がないわ・・・。この前は健太くんにおごってもらったから期間限定のドリンクやケーキを味わうことができたけど・・・。ああ、どうすればいいのかしら。私にとって、スイーツのない生活なんて考えられないわ。スイーツがなければ生きていけない、そもそもスイーツとは人間のストレスを解消するために必要不可欠なものであり・・・・・・)
沈思黙考(ちんしもっこう)の例文
- 哲学を専攻している彼は、いつも沈思黙考しているように感じる。沈思黙考して、突き詰めて考えなければ気が済まない性格なのかもしれない。
- 私は文章を書くことが大好きで、文章を考える時や文章を書く時は沈思黙考している。
- 私は文章を書くことは好きだが、口下手である。もともと話すことが苦手というのもあるが、大学で沈思黙考してレポートを書くことが身についた分、それが癖になって、日常のたわいないことでも沈思黙考するようになってしまい、コミュニケーションをとる際に受け答えをスムーズに行うことができなくなってしまったからである。
- 彼女は、「あの人って、いつも静かだよね。沈思黙考型のタイプの人なのかな。何を考えているから分からないから、内向型な人って苦手だなあ。」と言っていた。
- 研究者を目指している彼は、沈思黙考型であり、研究の成果をあげ、一目置かれている。