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是非善悪【ぜひぜんあく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
是非善悪

【読み方】
ぜひぜんあく

【意味】
物事のよしあし。

【語源・由来】
「是非」は正しいことと正しくないこと。「善悪」はよいことと悪いこと。是と非、善と悪の対意の言葉を重ねて、すべての事物の判断の基準を示した語。

【典拠・出典】

【類義語】
是非曲直(ぜひきょくちょく)
理非曲直(りひきょくちょく)

是非善悪(ぜひぜんあく)の使い方

ともこ
健太くん。今、空き缶をポイ捨てしたでしょう。
健太
ええっ。だめなのかな?
ともこ
だめに決まっているじゃないの。もう大きいんだから是非善悪の判断をちゃんとしないとだめじゃないの。
健太
ごめんなさい。拾ってきます。

是非善悪(ぜひぜんあく)の例文

  1. 私利私欲にとらわれずに是非善悪の判断ができる大人になりたいです。
  2. このままではらちが明かないので、先生に是非善悪の判断をしてもらいます。
  3. 被害者家族の憎しみや復讐心は是非善悪では測れません。
  4. 早期教育だか何だか知らないけれども、幼稚園児に英語を教える前に是非善悪を教えないといけないんじゃないかな。
  5. 毎日の激務で疲労が限界を超え、物事の是非善悪を判断する力が低下していたと思われます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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