【四字熟語】
斗折蛇行
【読み方】
とせつだこう
「とせつじゃこう」とも読む。
【意味】
道や川がいくつにも折れ曲がって、くねくねと続くさま。また、そこを進むこと。
【語源・由来】
「斗折」は、北斗七星の柄杓の柄のように折れ曲がること。「蛇行」は蛇のように曲がりくねっていること。また、そこを行くこと。
【典拠・出典】
柳宗元「至小邱西小石潭記」
【類義語】
・羊腸小径(ようちょうしょうけい)
斗折蛇行(とせつだこう)の使い方
ともこちゃん。この道はやけに斗折蛇行だね。
今、バスが山を登っている途中だからしばらくは斗折蛇行が続くと思うわ。
・・・ともこちゃん。吐きそうだ。
それは大変。運転手さーん。止まってくださーい。
斗折蛇行(とせつだこう)の例文
- 山道は、斗折蛇行にしないと急こう配な道になってしまいます。
- その川は、斗折蛇行して下流の平野に流れてきているので、多くの村がその川の恩恵にあずかっています。
- 斗折蛇行していた道を区画整理でまっすぐにしました。
- 日本は山が多く狭い国土のため、斗折蛇行している川は少ないです。
- 斗折蛇行した苦しい山道の先には絶景が待っています。