【四字熟語】
兎走烏飛
「烏飛兎走」(うひとそう)ともいう
【読み方】
とそううひ
日本漢字能力検定
準1級【意味】
歳月がせわしく過ぎ去ること。
【語源・由来】
荘南傑の「傷歌行」より。うさぎは月にすみ、からすは太陽にすむといわれ、歳月にたとえる。
【類義語】
・烏兎匆匆(うとそうそう)
・露往霜来(ろおうそうらい)
兎走烏飛(とそううひ)の使い方

もう卒業するだなんて信じられないね。

本当よね。昨日入学したばかりの気分だわ。兎走烏飛って本当よね。

卒業までの時間に、僕は何かをなし遂げることができたんだろうか。

健太くんは、さぼって眠って怒られてばかりだったわよね。時間の無駄遣いっぷりがすごかったわ。
兎走烏飛(とそううひ)の例文
- あっという間に年老いて、兎走烏飛、光陰矢の如しって本当だ。
- 店をオープンしてから軌道に乗せるまで、あまりに一生懸命だったから、この五年間が兎走烏飛でした。
- 人生を振り返ってみると兎走烏飛でした。
- ハイハイしていたあの子がもう成人式だなんて兎走烏飛、歳月が経つのははやいものだねえ。
- 兎走烏飛というから、時間を大切にしてこの人生を生きていきたいです。