著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

桃花癸水【とうかきすい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
桃花癸水

【読み方】
とうかきすい

【意味】
女性の月経をいう。つきのもの。つきのさわり。

【語源・由来】
「癸」は、みずのと。水に属し、「癸水」は女性の月経という意味。「桃花」は女性を象徴させた雅語。

【典拠・出典】
『粧楼記』

桃花癸水(とうかきすい)の使い方

健太
ともこちゃん。とても体調が悪そうだけれども大丈夫なの?
ともこ
桃花癸水のせいでおなかが痛いの。
健太
それは大変だね。男の僕には理解できないことだよ。
ともこ
男性も桃花癸水に苦しめばいいのに。

桃花癸水(とうかきすい)の例文

  1. 修学旅行と桃花癸水がぶつかると、気分は最高にブルーになるのでコントロールできればいいなと思います。
  2. 桃花癸水が近づくと、月経前症候群になるともこちゃんは、とても機嫌が悪く近づきたくありません。
  3. 大昔、桃花癸水は病気と考えられ、血を抜くことをすすめた医師がいました。
  4. 昔はナプキンという便利なものがなかったので、桃花癸水の際は、和紙や綿花を詰めていたとも言われています。
  5. 女性は、常日頃から体をあたためることに注意しないと桃花癸水の時に、つらい思いをすることになります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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